●Fさんの接客に同席したとき、アポ先のご年配のお客様に「あなたは話しやすくて安心するねえ」と言われていたのを目の前で聞き、Fさんの持つ“人たらし力”というか、人柄のあたたかさに驚きました。初対面でも場の空気をふわっと和ませてしまう力は、天性のものだと思います。
●緊張でカチカチになっていた新人に、さりげなくラムネを差し出しながら「糖分補給しよっか」と声をかけるFさん。押しつけがましさがなくて、でも確実に支えてくれる優しさ。
●人前でしゃべるのが苦手な後輩が前で一生懸命プレゼンしているとき、Fさんは真剣な表情で「がんばれ…がんばれ…」と小さくつぶやきながら見守っています。絶妙な音量でちょっと聞こえてきてしまうので、こちらが笑ってしまいます。
●エレベーターの中での沈黙が気まずくなりかけた瞬間、Fさんが「なんか全然関係ないんですけど、カリカリ梅って急に食べたくなりません?」と真顔で言い出して、その場にいた全員がふき出したことがありました。日常の中に不意打ちでくる“Fさん節”に、私はいつもやられます。
●新人時代、Fさんが取引先との電話で緊張しすぎて、最後に「お大事にしてください!」と病院の受付みたいな一言で締めてしまったという話があります。電話を切ったあと、顔を赤くして20分くらい反省会を開いていたのが、かわいすぎて今でもよく話題になります。
●飲み会のあと、全員が帰宅して落ち着いたころ、「今日はありがとうございました!!」と誰よりも早く、そして誰よりもテンション高くお礼のメッセージを送っているのがFさん。礼儀正しいのに堅苦しくなくて、Fさんらしい気持ちの伝え方が本当に素敵です。